極悪の建築設計業界で生き抜くには
今資格の中で狙ってる人が多いという二級建築士の資格。
これ、なんで増えてるかというと、建築関係の仕事では下っ端だと設計でも肉体労働になっている現実がある。これは事実。
大手ゼネコンでも能なしの若手が下請けの図面屋に、どーでもいいような細かい修正ばかりをやらせるわけですよ。
無茶な納期を守れという。まぁ納期は决めないといけないものだし、ちんたら図面描かれても困るからこれは許すとして。
下請けの専門分野に強い人の設計に素人同然のくせに愚痴をつけて直させる。その結果不都合が発覚→やっぱり当初の設計に戻させる。とかね。
となると下請けはゼネコンのいいなりになるしかない。
ゼネコンっていってもいい大学は出てるかもしれないけど、いっぱいのアホが溜まってる現状があるわけです。イッテQのスポンサーなんかもなぜかCM出たりしてるけど、優秀な人はほんの一部でしょう。
設計者はほんとに一年中残業だらけで、ほんとに肉体労働なわけです。工場の制作班からも呼び出されたりするしね。そしてブラック気味な設計会社なんか山ほどあるのでそこから逃れるには転職かまたは上に立つしか無い。
それにはどうするか。
図面はある程度描ければいいし、図面知識もあればOK。
でもキャリアとかの経験値によって大きくその人の評価が変わってしまうわけです。ばりばり図面を早く描ける優秀な人材だからといって、正当に評価されるかというと実はそうでもない。
ブラックな企業の管理職なんて評価する力がないからね。
だから早く仕事ができればアホほど図面を描かされて残業が増えるだけ。だからある程度遊びながら時間をかけて図面を書いたりする。それが負のスパイラル。
ではどうするか。転職でも独立でもするには資格があるとめっぽう強いというわけなのです。
そして資格は意外と難しくもない。取ろうと思えばちょっとがんばれば取れるんですよ。建築業界で長くやるならば資格をとって自分に箔をつけてみるのは最低限のステータス。
悪い会社を早く抜けだそう。